※掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。
岐阜県は全国で7番目に面積が広く、岐阜県と一括りにするより「美濃」「飛騨」の2エリアか、「岐阜」「中濃」「西濃」「東濃」「飛騨」の5エリアに分けられることがよくあります。それぞれに魅力的な観光スポットがあり、エリアをまたいでいくつか回ろうとすると距離と時間がかかってしまうことも。今回は、岐阜市と中濃エリアを中心に、お手軽で欲張りな秋のドライブプランをご紹介します。戦国武将に思いを馳せ、歴史情緒あふれる町並みを歩いて、絶品の期間限定スイーツや人気のご当地グルメを楽しんでください。
START 岐阜駅
↓
①岐阜城
↓
②ぎふ金華山リス村
↓
③うだつの上がる町並み
↓
④養老軒 本店
ロープウェーで4分!天守閣のパノラマ風景は必見「岐阜城」
岐阜のシンボル「岐阜城」は、険しい岩肌がむき出しになった金華山の頂きにそびえています。その昔、戦国時代には「美濃を制するものは天下を制す」と言われたほどの難攻不落の城。現在は、金華山ふもとの岐阜公園からロープウェーに乗れば、天守閣の下までわずか4分! 岐阜城内では、城の歴史やゆかりのある戦国武将の展示を見られます。階段で天守閣の最上階へ上がると、そこには濃尾平野一帯のパノラマ風景が広がります。ここに立って絶景を見渡せば、天下統一を目指した斎藤道三や織田信長の気分が味わえます。
■住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18
■TEL:058-263-4853
■URL:https://www.gifucvb.or.jp/sightseeing/gifu-castle.php
かわいいタイワンリスとふれあえる「ぎふ金華山リス村」
ぎふ金華山ロープウェー山頂駅の目の前、「ぎふ金華山リス村」には、かわいいタイワンリスが元気いっぱい暮らしています。昭和11年に開催された「躍進日本大博覧会」を機に連れてこられたタイワンリスが、金華山へ逃げ出して野生化したのだそう。入口で渡されるグローブを手にはめてリス村に入り、リスたちにエサをやることもできます。人気のエサやりは、時間が遅くなるとリスもお腹いっぱいになるので、朝早い時間に行くのがオススメ。ロープウェーの往復券を見せると入村料金が割引になってオトクです。
(写真提供:ぎふ金華山ロープウェー)
■住所:岐阜県岐阜市千畳敷下257
■TEL:058-262-6784
■URL:http://www.kinkazan.co.jp
歴史情緒ある美濃の城下町「うだつの上がる町並み」
江戸時代の城下町風情が残る「うだつの上がる町並み」は、岐阜県内で有名な観光スポットのひとつ。「うだつ」とは、江戸時代の住宅屋根につくられた防火壁のことで、火事の類焼を防ぐ役割を果たしていました。当時、美濃の城下町は和紙問屋によって栄え、次第に豪商たちが立派な「うだつ」を上げて富を競い合うようになったのだそう。現在の町並みには、美濃和紙の紙すき体験や雑貨店、飲食店やカフェなど楽しめる魅力が盛りだくさん。歴史情緒を堪能しながら散策するのに2~3時間ほどかかるとか。ゆっくり楽しんでください。
■住所:岐阜県美濃市加治屋町1959-1
■TEL:0575-29-8008(美濃市観光案内所「番屋」)
■URL:https://minokanko.com/
期間限定のふるーつ大福を召し上がれ「養老軒 本店」
創業昭和20年の老舗和菓子店「養老軒」。1993年に登場した、フルーツパフェのような和菓子「ふるーつ大福」は、養老軒の人気No.1スイーツです。大福のふわふわなお餅の中には、イチゴ、バナナ、栗、そしてこだわりの粒あんがホイップクリームと絡んでぎゅっと詰まっていて、その姿は一度は見たことがあるはず。フルーツの美味しい時期に限って提供するというこだわりから、11月1日から5月までの期間限定発売となっており、美味しさへの自信とこだわりも感じられます。本店には「あんカフェ養老軒 本店」が併設されているので、現地で味わいながらのひと休みが可能。ぜひ立ち寄ってみてください。もちろん、お土産には「ふるーつ大福」をお忘れなく。
(写真提供:養老軒)
■住所:岐阜県加茂郡川辺町下川辺273-1
■TEL:0574-53-6291
■URL: https://www.yoroken.com/
ジュージュー焼いて食べよう!奥美濃ご当地グルメ「鶏ちゃん」
郡上から下呂の奥美濃エリアには、醤油や味噌で味付けをした鶏肉をキャベツや玉ねぎと一緒に焼いて食べる「鶏(けい)ちゃん」とよばれる郷土料理があります。1950年ごろから家庭料理として広がり、今ではご当地グルメとして知られるようになりました。奥美濃エリアを中心に、県内には「鶏ちゃん」を提供している飲食店が多いのはもちろん、道の駅や高速道路のサービスエリアでも販売しているので、現地で味わうもよし、自宅で楽しむもよしです。
■URL:https://www.kankou-gifu.jp/gourmet/detail_6417.html