※掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

愛知県、愛・地球博記念公園にあるジブリパークに新エリア「もののけの里」が11月1日(水)に開園されました。

もののけの里は、1997年に公開された映画『もののけ姫』に描かれている里山的風景をイメージしたエリア。
オープンに先立って開催された「もののけの里 開園式典」にて、ジブリパークの制作を指揮するスタジオジブリの宮崎吾朗監督は挨拶で「6年半前、初めてこの場所に訪れた時、サトラボと一体で1つの風景となるような施設を作りたいと思いました。ジブリパークには様々なエリアがありますが、今のところ個人的には「もののけの里」が1番気に入っています。やはり“風景ができたな”と感じているからですね。 それからぜひ、ナポリタンの五平餅を食べていただけると嬉しいなと思います。とても美味しいんですよ!」と語っています。

もののけの里は『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとに和風の里山的風景がイメージされています。愛・地球博記念公園で里山づくりに取り組む「あいちサトラボ」の区域に隣接し、一体となった景観が広がります。エリア内には、「タタラ場」(体験学習施設)や「乙事主(おっことぬし)」(滑り台)、「タタリ神」(オブジェ)の他、「もののけの里 休憩処」(売店)が揃います。

■タタラ場(体験学習施設)
作品に登場する建物、タタラ場をモチーフにした体験学習施設で、草屋根が敷かれた日本の原風景を彷彿させる佇まい。開園時は愛知県などの山間部を発祥とする郷土料理、「五平餅」の炭火焼体験ができます。
※体験は別途有料

[五平餅炭火焼体験]
五平餅は炊いた米をつぶして串に巻きつけ、タレをつけて焼いた、愛知県など中部地方の山間部を発祥とする郷土料理です。タタラ場では五平餅にお好みのタレをつけ、七輪の炭火で焼いて作る体験ができます。

体験料金:1名1,200円(税込) 餅1本+特製タレ1瓶(1種類)
タレの味:くるみみそ、しょうゆ、ナポリタン
所要時間:約20分
体験の対象年齢:10歳以上
※事前の予約はできません。タタラ場入口で受付を行います。

五平餅がなくなり次第終了。
※9歳以下の来園者は体験できませんが、タタラ場への入場は可能です。10~12歳の来園者による体験は保護者の同伴が必須です。

■乙事主(滑り台)
作品に登場するキャラクター、乙事主をモチーフにした遊具で、背中部分が滑り台になっています(全長約7.6m、高さ約3.4m)。白い毛並みをカラフルなタイルや玉石で表現。
※利用対象は小学生(12歳)以下です。
※雨天時は利用できません。

■タタリ神(オブジェ)
作品に登場するキャラクター、タタリ神を模したオブジェ(全長約9m、高さ約2.8m)で、カラフルなタイルで彩られています。近くにはエミシの村にある「物見やぐら」も設置されています。
※タタリ神と物見やぐらに登ることはできません。

■もののけの里 休憩処(売店)
乙事主やタタリ神のマスコット、干し肉をはじめとしたもののけの里にちなんだオリジナル商品に加え、ほっとひと息付ける飲料を取り扱っています。
2005年開催の愛知万博(愛・地球博)の頃、「サツキとメイの家」(現在の「どんどこ森」内)隣に建てられた管理棟を移築したもので、エリアの雰囲気に合わせた石置屋根仕様になっています。
※チケットをお持ちの方のみ利用可能。

■炭焼き小屋
タタラ場の裏にあり、実際に炭を焼くことができます。もののけの里に隣接する「あいちサトラボ」にて、当初の拡張計画にあった取り組みの内容を反映し、体験学習施設のタタラ場と炭焼き小屋を造りました。

【ジブリパーク概要】
ジブリパークはスタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設で、2022年11月1日に開園。各エリアは、スタジオジブリによる企画監修のもと、愛・地球博記念公園の未利用地などに点在する形で、愛知県が整備しました。
「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」の3エリアは昨年11月から営業中です。2024年3月16日(土) には、新たに「魔女の谷」が開園予定。

所在地:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
※詳しいアクセス方法はジブリパーク公式ウェブサイトをご覧ください。
※ジブリパークの専用駐車場はありません。
営業時間:平日10:00~17:00、土日曜・休日9:00~17:00
休園日:火曜(休日の場合は翌平日)、年末年始、メンテナンス作業による指定日他
※24年2月13日(火)~3月15日(金)はメンテナンス作業等により、休園します。
チケット:チケットは予約制
「 Boo-Woo チケット」( https://l-tike.com/bw-ticket/ghibli/ghibli-park/ )他で販売中です。
※3歳以下は無料です。
※ジブリパーク指定の障害者手帳をお持ちの方と、同伴者1名までは各券種の半額料金です。
※Boo-Wooチケット他、全国のローソンやミニストップ店頭の「Loppi」(ロッピー)でも販売。

■「魔女の谷」施設情報(2024年3月16日(土)開園予定)
魔女にまつわる作品の世界をイメージしたエリアで、ヨーロッパ風の雰囲気が体験できます。『魔女の宅急便』の「オキノ邸」や「グーチョキパン屋」、『ハウルの動く城』の「ハウルの城」や「ハッター帽子店」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」などの建物や、遊具、レストランなどが楽しめます。
※魔女の谷開園以降のチケット情報は後日、ジブリパーク公式ウェブサイト他で公開。

公式URL:https://ghibli-park.jp/

(C) Studio Ghibli