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アート集団チームラボによる夜の光のアート展「チームラボ 金沢城 光の祭」が、2023年9月30日(土)から11月26日(日)まで、石川県金沢市の金沢城公園にて開催されます。チケットは8月30日(水)から、公式チケットサイト等で販売されています。
金沢城のシンボル「五十間長屋」の石垣や東ノ丸北面石垣などを、人々の存在、そして自然のふるまいによって変化する光のアート空間に変える展覧会。
昼間に見る景色とは違う、幻想的な光のアートと重なる金沢城の空間をお楽しみください。

金沢城は、戦国時代(1467年 - 1590年)末から江戸時代(1603年 - 1868年)にかけて、前田家が14代に渡って居城した城。元々は加賀一向一揆(一向宗の僧が中心となった一国規模の統治共同体)の拠点とした寺院「金沢御堂(尾山御坊)」として1546年に創建されましたが、1583年に織田信長の家臣前田利家が入城すると、キリシタン大名として知られる高山右近の指導の下、金沢城として本格的な城づくりが始まりました。1602年の落雷によって天守が焼失するなど度重なる火災を経て、明治維新以降は陸軍の司令部が置かれ、戦後は金沢大学のキャンパスとして活用されました。
そんな時代とともに宗教・政治・軍事・学術の場として変化している金沢城が、同展では、現在と過去が交差し、今を生きる人々が参加し、人々の存在によって変化するアート空間に変わります。

本展では、五十間長屋の石垣を花々で形作られた動物たちが歩く作品《金沢城の石垣に住まう花と共に生きる動物たち》の他、前田利家など、金沢にゆかりのある歴史上の武将らが登場する《お絵かき武将》や、金沢城の石垣を匿名で多様な肖像群が歩き続ける《Walk, Walk, Walk - 金沢城》などが展示される予定。

チームラボは、非物質的であるデジタルテクノロジーによって、建造物や場を物理的に変えることなく、場をそのままアート空間に変える、「Digitized City」というアートプロジェクトを行っています。
長い歴史を刻んできた金沢城が作品空間となり、その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、その場所にいる人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容。人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていきます。それにより、作品と人々と自然、自分と他者、現在と過去が境界なく連続していきます。

「チームラボ 金沢城 光の祭」は、第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭「いしかわ百万石文化祭2023」の県実行委員会主催事業として開催。

【「チームラボ 金沢城 光の祭」概要】
第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭 -いしかわ百万石文化祭2023-
「チームラボ 金沢城 光の祭」
開催日時:2023年9月30日(土)〜11月26日(日)18:00〜21:30(最終入場20:45)
場所:金沢城公園(石川県金沢市丸の内1−1)
チケット料金(日付指定券):
<月~木>一般1,600円、中高生800円、小学生500円、障がい者割引800円
<金土日祝>一般1,800円、中高生900円、小学生600円、障がい者割引900円
※未就学児童無料
※障がい者手帳をお持ちのご本人と介護者1名まで、障がい者割引でチケットを購入いただけます(また、第1種身体障がい者、第1種知的障がい者、第1級精神障がい者の介護者は1名まで無料で同伴入場いただけます)
チケット販売:8月30日(水)~
・公式チケットサイト:https://exhibition.teamlabticket.com/kanazawa/#/
・e+(イープラス): https://eplus.jp/teamlab_kanazawacastle/
・北國新聞読者サービスセンター
・石川県立音楽堂チケットボックス
※当日券のみ販売
会場チケット売場、金沢駅観光案内所、金沢中央観光案内所